少子高齢化の深化による人口減少は、日本企業の長期計画に対し、以下2点において大きな影響を及ぼすと考えられます。

1) 国内需要の縮小

2) 国内における採用母集団（新卒）の縮小
 

上記2点を踏まえ、採用スコープのグローバル化は今後必須の流れになっていくことが確実視されております。また、特に2については、昨今のデジタル化やグローバル化に伴い、人材に対する「質」のニーズが高まる中で、世界という広い採用母集団の中のトップ層を採用していく必要性も急激に高まっております。

また近年、日本のアニメやゲーム、食事などの文化コンテンツに囲まれて育った世界トップ大学の学生が、そうしたカルチャーの魅力や生活の質の高さ、安全性などの観点で、日本を就労先候補の一つとして検討する機運が高まっております。一方で、情報や機会の少なさから、日本での就労にハードルを感じる学生が多く、最終的に日本以外の国に帰結してしまうケースも多くなっております。

そういった状況の中で、日本で就労する上で必要な機会や情報が手に入る世界トップ人材向けの採用プラットフォームを構築し、日本への就労のハードルを低くするとともに、日本の企業による世界トップ人材へのアプローチも容易にすると共に、日本で働くことがクールだと思われるようなトレンドを形成していくことで、世界トップ人材が集まる日本を創り、日本を再興させていきたいという想いが、Jelper Clubの創業へと繋がりました。